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紫波中央駅前エネルギーステーション事業

紫波中央駅前にある『オガール』エリアには、紫波町役場の新庁舎や57戸の住宅、ホテルやアリーナなどの建物が集まっています。
紫波グリーンエネルギーでは、同エリア内に熱供給施設(エネルギーステーション)を設け、役場新庁舎、民間事業棟、住宅といった多様な熱ユーザーに対して暖房熱、冷房熱、給湯熱の供給を行っています。

日本有数の木質バイオマス地域熱供給事業

エネルギーステーションは主たる燃料として木質バイオマスを利用し、暖房用・冷房用・給湯用の熱を生産します。
このような地域熱供給事業は国内でも例がほとんどなく、先進的な事例として環境省のモデル事業に選定されました。

燃料の地産地消

本事業で使用する木質バイオマス燃料は、主に紫波町内から調達しています。
これまで利用されてこなかった間伐材などを積極的に利用することで、健全な森林の形成を促します。

事業名紫波中央駅前エネルギーステーション事業
事業主体紫波グリーンエネルギー株式会社
熱供給先 紫波町役場新庁舎:暖房熱、冷房熱
オガールベース :暖房熱、冷房熱、給湯熱
住宅(約45軒) :暖房熱、給湯熱
オガール保育園 :暖房熱、冷房熱
主たる燃料木質チップ(水分30%程度)
主要設備木質チップボイラー:500kW
吸収式冷凍機:115USRT
蓄熱タンク:10t×2
工事開始平成26年3月(2014年3月)
供給開始平成26年7月(2014年7月)
事業費約5億円