紫波中央駅前エネルギーステーション事業
紫波中央駅前にある『オガール』エリアには、紫波町役場の新庁舎や57戸の住宅、ホテルやアリーナなどの建物が集まっています。
紫波グリーンエネルギーでは、同エリア内に熱供給施設(エネルギーステーション)を設け、役場新庁舎、民間事業棟、住宅といった多様な熱ユーザーに対して暖房熱、冷房熱、給湯熱の供給を行っています。
日本有数の木質バイオマス地域熱供給事業
エネルギーステーションは主たる燃料として木質バイオマスを利用し、暖房用・冷房用・給湯用の熱を生産します。
このような地域熱供給事業は国内でも例がほとんどなく、先進的な事例として環境省のモデル事業に選定されました。
燃料の地産地消
本事業で使用する木質バイオマス燃料は、主に紫波町内から調達しています。
これまで利用されてこなかった間伐材などを積極的に利用することで、健全な森林の形成を促します。
事業名 | 紫波中央駅前エネルギーステーション事業 |
事業主体 | 紫波グリーンエネルギー株式会社 |
熱供給先 | 紫波町役場新庁舎:暖房熱、冷房熱 オガールベース :暖房熱、冷房熱、給湯熱 住宅(約45軒) :暖房熱、給湯熱 オガール保育園 :暖房熱、冷房熱 |
主たる燃料 | 木質チップ(水分30%程度) |
主要設備 | 木質チップボイラー:500kW 吸収式冷凍機:115USRT 蓄熱タンク:10t×2 |
工事開始 | 平成26年3月(2014年3月) |
供給開始 | 平成26年7月(2014年7月) |
事業費 | 約5億円 |
工事の進捗状況

6月29日(日)、JR紫波中央駅前で分譲中の住宅地、オガールタウン日詰二十一区に、紫波町の「紫波型エコハウスサポートセンター」が誕生しました!竣工式後、早速センターの見学会が行われました。一般のお客さまも多く参加され、エコハウスの設備やその機能について等、熱心に質問・見学されていました。

建屋の設計・施主検査が行われ、建屋完成を前提に施工の細かいチェックが行われました。 また設備工事の方は7月中旬引渡しで、こちらは急ピッチでプラント内の配管工事などが進んでいます。

建屋の建設も着々と進行しておりますが、昨日は蓄熱タンクが、そして本日木質チップボイラーが搬入されました!この後配管工事に入っていきます。7月の地域熱供給開始に向けて、工事も大詰めです。

星山小学校への金具取り付けが完了しました。 これからパネルの設置工事へと進んでいきます。

水分小学校の体育館に金具が取り付けられました。 体育館の裏側には田園風景が広がっています。 紫波町では、ちょうどこの時期に田植えの光景が多く見られます。

水分小学校の体育館に足場が取り付けられました。 水分小学校はおひさま発電事業を担当している藤原の母校! 当時と変わらぬ面影の校舎に、これから各設備を取り付けていきます。

星山小学校の塗装工事です。既に錆止めを塗り終え、一部下塗りに入っていました。 本日は14時ぐらいまで曇りでしたが、それから日が照り始めて良い天気となりました。桜も木によっては満開のものも。

星山小学校の塗装工事が始まりました。まずは高圧洗浄で表面の汚れを落としています。 ここ数日暖かかったせいか、紫波町でも桜が咲き始めました。 まだ満開ではないですが綺麗ですね~!

赤石公民館のパネル設置が終了致しました。あとは接続箱までの電気工事と連系工事が残っています。 電力さんの工事も終わったら連系開始です!

赤石公民館の工事は引き続きですが、明日から星山小学校の工事が始まります。まずは塗装工事からです。 本日足場を設置して頂きました。パネル設置枚数が125枚とそこまで大きくはないですが、契約出力にすると27.5kWになります。